ドクターよろず相談所 開業医のためのお悩み解消ブログ

株式会社ドクター総合支援センター
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「開業医って孤独だよな…相談相手もいないし」と思っている先生のために、さまざまな事例をご紹介しています。お悩みのことがありましたら、お気軽にご質問ください。

2016年11月 1日 (火)

ブログ移行のお知らせ

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

当社のホームページリニューアルに伴い、新たな記事は新ホームページに掲載しております。

新たな記事は以下でお読みください。

今後ともよろしくお願いいたします。

ドクター総合支援センター ホームページ

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2016年7月14日 (木)

院長先生は自分の意思でクリニックのルールを作ることができる

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

先日、私が最初に働いた会社である(株)リコーの同期生と会いました。

彼は入社2年ほどで退社し、大手コンサルティング会社に勤めた後、会社を立ち上げました。

現在はIT、マーケティングを経営の柱にしています。

30年近く会社の経営をしているので、参考になることが沢山あったのですが、その中でも大きく頷いたのは、

「今の社内を見ると常勤の社員よりも、パートの社員の方が優秀だ。」

という言葉でした。

そして、優秀なパート社員の時給を常勤に換算すると、常勤社員の月額給与を超えるとも言っていました。

私は常勤のスタッフより、パートスタッフの方が優秀な人がいるというクリニックも多いのではないかと日頃感じていました。

なので、思わず我が意を得たり、と頷いたのです。

彼の素晴らしいところは、一般常識に囚われていないことだと感じます。

一般的には常勤スタッフの方が給与を良くし、責任ある立場に就いてもらうのが常識だと思いますが、

彼は「常勤社員を管理職にしなければならないとか、常勤社員の方が給与が良くなければならないという法律は無いよね。」

と言います。

私もその通りだと思います。

一般常識と違ったことを行うのは考えなければなりません。

また、避難を浴びることがあるかもしれません。

しかし、成果を出すためには一般常識に囚われず、自分の組織にとって一番良い方法は何かを考える必要があります。

クリニックの現状やスタッフの個性などを鑑み、全て個別事情で考える必要があるのです。

他でこうしているから・・・

と決めたことで、自院にマッチしていないことはないでしょうか?





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2016年7月11日 (月)

医療法人活用基礎講座⑤医療法人の出口戦略

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

医療法人活用基礎講座⑤

「医療法人の出口戦略」についてお伝えします。

「医療法人を設立して長年クリニックを経営しているが、今後どうすればよいのかわからない。」

という理事長先生が多くいらっしゃいます。

そのような方々のための講座です。

1)承継・M&A
  ①親族承継
  ②第三者承継(M&A)
   ・医療施設と法人格を譲渡
   ・医療施設のみ譲渡
   ・法人格のみ譲渡

2)解散・廃業

3)出資持分対策

4)「持分のある医療法人」から「持分の無い医療法人」への移行は有効か?


医療法人の出口戦略は普段なかなか考えていないことが多いようです。

その結果、もっと早く手を打っておけばよかったのに、もっとよい方法があったのに、ということが多いです。

またそれぞれの個別事情でどのような方法が良いのかは大きく変わってきます。

早めに関係者でじっくりと考える場を設けることをお勧めします。

注)動画の初期の部分で医療法人の承継は理事長、開設者の変更手続きで済むと話していますが、開設者ではなく管理者です。

 

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2016年7月 4日 (月)

そこそこの売上があってもクリニックは倒産するのでしょうか?

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

クライアントの院長先生から以下のようなご質問をいただきました。

「医療関係のサイトで、たまたま倒産及び関連記事を目にしたのですが、怖くなりました。記事から詳細は不明ですが、一般論的にはそこそこ売上があっても倒産してしまう原因は,無理な設備投資ということでしょうか?」

クリニックを経営している以上、倒産の恐怖を感じたことがない先生はほとんどいないのではないでしょうか?

特に開院直後はお金が減って、不安を感じた方も多いと思います。

クリニックのお金が不足して支払いができなくなると倒産してしまいます。

赤字でも倒産しないこともありますし、黒字でも倒産することがあります。

クリニックに残るお金の概算は以下の計算式でできます。


クリニックに残るお金=利益-税金-借入金返済元本+減価償却費-設備投資+借入

ですので、倒産する原因は、利益が出ない(売上よりも経費の方が大きい)
借入金の返済額が多額、設備投資が過大、お金が不足した時に借入ができない

などになります。

売上があってもそれ以上経費がかかれば利益は出ません。

利益が出ても借入金の返済額が多額だったり、過大な設備投資をすると、お金が不足します。

お金が不足するので金融機関に借入を申し込んでも、貸してくれないと支払いや借入金の返済ができなくなります。

これらが複合的に原因となっているということです。

赤字でもすぐには倒産しないこともありますが、いつまでも赤字のままでは倒産のリスクはどんどん大きくなっていきます。

今回の倒産の記事を見ると、大体以下のようなパターンが多いと感じました。

クリニックを開院して爆発的に医業経営がうまくいった
      ↓
こんなにうまくいくなら分院を展開すればもっと利益が出るだろう
      ↓
設備投資や積極的な広告展開のため多額の借り入れをして分院展開
      ↓
分院の経営がうまくいかず、赤字になる
      ↓
経営の立て直しを図るが、うまくいかない
      ↓
多額の返済に耐えられず倒産

分院の経営がうまくいかなかった理由は、

院長先生のように分院の院長が優秀ではなかった。
分院長が雇われの意識のままだった。
分院のマネジメントがうまくいかなかった。

などではないかと思われます。

当初は時流に乗っていた診療が、時代の変化で人気がなくなってしまった、競合が多発した、風評などで患者離れが起きたことなども原因として考えられます。

倒産の危機はどのようなクリニックにも訪れる可能性があります。

特に借入で過大な設備投資(特に土地や建物)をするとその危険性が大きくなります。

このようなことがないよう、慎重に経営に取り組んでいただければと思います。

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2016年7月 1日 (金)

クリニックの院長先生はスタッフから恐れられないといけないのか?

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。


先日、あるクリニックの経営会議で院長先生が、

「院長はスタッフから恐れられていないといけない。そうしないと言うことを聞かない。」

と言われました。

気持ちはわかりますが、そんなことはないと思います。

なぜこのような発言があったからというと、スタッフに問題があり、それを改善しようと話を聞き、指導してもなかなかうまくいかなかったからです。

確かに怖い院長先生が、スタッフに一言も言わせず、ワンマンでクリニックを運営して、うまくいっているように見える事もあります。
(このようなクリニックはスタッフに不満が溜まっていることが多いようですが・・・)

しかし、この先生はそういうタイプではありません。

ソフトで優しくて、スタッフの話をよく聴くことができる人なのです。

そんな人が無理にスタッフに怖がられようとしてうまくいくでしょうか?

怖がられるために怒鳴ったりすれば、スタッフとの関係性が悪くなり、クリニックの運営に支障が生じるかもしれません。

スタッフがみんなルールを守り、明るく元気に働ける環境を整えるための方法は様々で、院長先生の個性や人柄によって変える必要があります。

トップダウンが向いている人もいるでしょうし、そうでない人もいます。

一般論に囚われず、自分のクリニックではどのような方法が良いのかを考えましょう。

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