ドクターよろず相談所 開業医のためのお悩み解消ブログ

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「開業医って孤独だよな…相談相手もいないし」と思っている先生のために、さまざまな事例をご紹介しています。お悩みのことがありましたら、お気軽にご質問ください。

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2009年11月16日 (月)

クレーム予防のかかわり方・いや~な交流パターンを抜け出すには?

ご縁をいただき、TNサクセス・コーチング代表の奥山美奈さんのセミナーを受講させていただきました。

奥山さんは看護師、高校教師、看護学校教師などを経て現在医療機関向けの執筆やセミナーなどをされている方です。

土曜日にもかかわらず、看護師さんを中心として多くの方が参加されていました。

驚いたのは、石川県から夜行バスで来られ、その日のうちにバスで帰られた看護師さんがいらっしゃったことです。

奥山さんの雑誌の連載の読者で、わざわざ勉強のために来られたのです。

忙しく、疲れている中で、自分の時間とお金を使って勉強をされる・・・

頭の下がる思いがしました。

セミナーでは多くの学びをいただきました。

クレーム予防をするにはスキルから入ってはだめ

まずは心から入らなくてはいけない

ということが印象的でした。

クレームを受けた時には

①本当はこんなことは言いたくないんだろうな・・・接遇の心

②人の出逢いに偶然はない・・・感謝の心

③最後に一部の本当のクレーマーにはスキルが必要

何と患者さんに言えばいいんだろう?お伝えすればいいんだろう?

と、考え続けることが本当の接遇の心であり、クレームの最大の防止策である。

実現するにはものすごい努力が必要ですが、チャレンジしてみたいですね。

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2009年11月13日 (金)

行政刷新会議ワーキングチーム「診療報酬の配分(勤務医対策)」

平成21年11月11日に行政刷新会議ワーキングチームにおいて「診療報酬の配分(勤務医対策等)」について話し合われました。

行政刷新会議は民主党の目玉政策なので、ワーキングチームで話し合われた内容が平成22年度診療報酬改定にかなり影響を及ぼすものと思われます。

今回の診療報酬改定では3つの切り口(配分見直し)があります。

①公務員人件費カットやデフレ傾向を反映させる

②収入が高い診療科の報酬を見直す

③開業医と報酬を勤務医と公平になるように見直す

③の開業医と勤務医の報酬格差については先日のブログでも書きましたが、②は新たに出てきた内容です。

この話し合いの中で使われたデータでは診療科目別の収支差額(医師の給与)が明示されています。

具体的には以下の通りです。

整形外科   約 4,200万円

眼科        3,100万円

その他       2,800万円

皮膚科       2,800万円

全体        2,500万円

産婦人科     2,500万円

内科        2,300万円

精神科       2,000万円

外科        1,900万円

耳鼻咽喉科    1,800万円

小児科       1,700万円 

このデータがどのようにまとめられたものかはわかりませんが、これをもとに今後の話し合いがされることは間違いありません。

報酬が高いと判断された診療科目は厳しい改定になる可能性がありますので、今後の動向にご注意ください。

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2009年11月 9日 (月)

下部内視鏡検査を受けました

初めて下部内視鏡検査を受けました。

特に悪いところはないのですが、念のため受診しました。

クライアント様のクリニックで、お願いをしました。

大変混雑していましたので予約をしたのですが、3か月先になってしまいました。

予約時に検査をして、説明を受けたのですが、その説明内容・説明資料が大変わかりやすいものでした。

3か月経つと説明の内容はほとんど忘れてしまうのですが、資料を読みかえすとよく理解でき安心でした。

当日も待合室ではリクライニング式のマッサージ機でリラックスでき、検査もスピーディーで痛みもほとんど感じませんでした。

検査終了後はベッドで1時間ほど休んでから帰宅。

最初感じていた何となく不安な気持ちも取り越し苦労に終わりました。

これなら知り合いの方にもお勧めできるなと思います。

今回の受診で感じたことは、業務・検査の流れがしっかりとマニュアル化されており、医師・スタッフにきちんと徹底されているということ。

また、患者さんに少しでもストレスを感じさせない気持ちが感じられることでした。

このような細やかな対応がよい口コミとなり、患者さんが増えているのだなと感じました。

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2009年11月 8日 (日)

開業医の年収は病院勤務医の1.7倍は本当か?

厚生労働省は10月30日、医療機関の経営状況などを調べた「医療経済実態調査」の結果を中央社会保険医療協議会(中医協)に報告した。2008年度の医師の年収を見ると、開業医である一般診療所の院長は平均2522万円で、病院勤務医の同1450万円の1・7倍だった。
この結果をもとに、鳩山政権は勤務医対策を重視する姿勢を打ち出しており、10年度の報酬改定では勤務医への配分をさらに強める考えです。

この情報を見る限り、勤務をしているよりも開業したほうが経済的に恵まれる可能性が高いと考えられる方が多いと思います。(診療報酬の改定は考慮に入れていません)

本当にそうなのでしょうか?

いくつかデータによるごまかしがあるように思います。

一つは年収が平均値であるということ。

勤務医の平均年齢と開業医の平均年齢では開業医の方が高いですね。どんな組織の中でも新人より管理職のほうが年収は多いです。若年の医師が多いと想定される勤務医の方が報酬が低くなるのは当然ではないでしょうか。

事実、病院の院長の年収は全体の平均で2639万円で、診療所開業医の2522万円を上回っています。

二つ目は年収と手取額(可処分所得)は違うということ。

勤務医の場合は年収から税金・社会保険料などを引くと可処分所得になりますが、開業医の場合にはそうではないのです。

開業をするときに、自己資金のみで開業できるケースはほとんどありません。

数千万円から1億円を超える資金を借り入れるケースも多くあるのです。

借りたお金は返さなければなりません。

金利は経費になりますが、元金の返済は経費にならないのです。

つまり、開業医は医業経費や税金・社会保険などを差し引いたものから、借入金の元本返済を引いたものが可処分所得になるのです。

その結果、手取り収入でみると勤務医の平均年収を下回ってしまう開業医も数多く出てきでいます。

特に開業して間もない時にはお金が足りず、大変なご苦労をされることもあります。

開業時の借入を返済できた後も、設備投資や運転資金などで追加の借入をしなければならないケースも多いようです。

開業したからといって、必ず成功を収めるわけではありません。

勤務医の時には考えなくてもよかったこと。医業経営(事業計画、マーケティング、マネジメント、資金調達、その他諸々)を行う上で対応しなければならないことは気が遠くなるほど山積しています。

これらのリスクや負担を考えた上で、本当に開業医の年収が勤務医より1.7倍であると言う事ができるのでしょうか?

開業を検討される先生は、慎重に考えられることをおすすめすると共に、厚生労働省、中医共の方々には現状を冷静に見た上で政策の判断をお願いしたいと思います。

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2009年11月 1日 (日)

「きく」のいろいろ

とある勉強会に参加しました。

その中で「きく」にもいろいろあるとの、いいお話をうかがいました。

「訊く」(ask)

尋ねる、問う、取り調べる、責めるなどの意味。訊き手が必要なことを相手に「質問」して、答えを要求する。訊く側が能動的。

「聞く」(hear)

聞こえる、耳に入るなどの意味。聞く側が受身。聞き手と話し手の関係が成立していないことが多い。

「聴く」(listen)

聴こうと努力する、心をこめて聴く、きき漏らすまいと熱心に聴くなど相手を積極的に理解しようとする聴き方。

ビジネスの勉強会でしたが、ビジネスの世界だけではなくどんな世界でも大切なことだなとと感銘を受けました。

講師の方はうまいことを言われていました

「聴」という字はよく出来ていますね

「耳」だけでなく「心」や「目」も「+」して

全力で一生懸命「聴く」

どんな時にもこうありたいですね。

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