ドクターよろず相談所 開業医のためのお悩み解消ブログ

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2010年5月14日 (金)

医療法人の理事である母親に理事報酬をいくら支払えばよいでしょう?

お母様が医療法人の理事になっておられる先生からのご質問です。

勤務状況やお母様の経済状況などによって報酬額を検討する必要がありますね。

まずは勤務実態がどのようになっているか。

理事であっても勤務実態がなければ報酬を支払うことは難しいですね。

また非常勤の場合などもそれに応じた報酬額が妥当だと思われます。

次にお母様の経済状況。資産をお持ちなのかどうか、理事報酬の他に収入があるのか、収入の額はいくらなのか・・・なども考慮する必要があります。

今回のケースではお母様はお金やスタッフの管理など、理事長先生の右腕として日々働いておられますので、それに応じた報酬をいただいていました。

問題はお母様が多額の資産をお持ちということ。(お父様からの相続財産)不動産収入、年金収入もあり、多額の所得税を支払っていおられることです。

もちろん理事報酬がなくても生活には困りません。

お母様に報酬を支払っても多額の所得税を支払わなければなりません。

他にも所得があるので、お母様の資産はどんどん増えている状況です。

このままでは将来多額の相続税を支払わなくてはなりません。

所得税を支払い、相続税も支払うとなるとダブルパンチですね。

今回のケースでは理事長先生とご相談をして、お母様に状況をご説明、理事報酬を下げる方向でお話をさせていただくことになりました。

今回は資産をお持ちで、他の所得があるケースでしたが、ケースバイケースで理事報酬の額を検討することが大事です。

所得税がいくらかかるのか、被扶養者からはずれてしまうことはないのか、などもきちんとチェックしましょう。

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