ドクターよろず相談所 開業医のためのお悩み解消ブログ

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「開業医って孤独だよな…相談相手もいないし」と思っている先生のために、さまざまな事例をご紹介しています。お悩みのことがありましたら、お気軽にご質問ください。

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2010年6月27日 (日)

有床診療所をオフィスビルに開設したいと思います。建築に関して注意することはありますか?

面積が100㎡超で有床の医療施設を開設する場合、事前に行政に対して用途変更確認申請を行う必要があります。

用途変更の他にもいくつか気をつけなければならないことがあります。

電気設備・空調設備・給排水設備・消防設備などもオフィスとは大きく異なるので、事前に確認をしましょう。

導入する医療機器で必要とする電気容量を供給することができるのか

診療所のレイアウトに応じた空調設備を備えることはできるのか

給排水設備の設置は可能か

消防設備はどう変更すればよいのかなど

現状で対応できない場合には改築などが必要になり大きなコストが必要になります。

このコストも事業計画にきちん盛り込むようにしましょう。

賃貸契約を結んだ後に開院ができなくなることは絶対に避けなければいけません。

医療施設設計の経験が豊富な設計士さんなどにお願いして、賃貸契約締結の前にこれらのことを慎重に確認していただくことをおすすめします。

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2010年6月26日 (土)

医療法人の理事長が引っ越しをしました。手続きなど必要でしょうか?

医療法人の理事長先生からのお問い合わせです。

新しくご自宅を購入され、引っ越しをされました。

理事長の住所は登記事項に含まれますので、住所を変更して医療法人の登記をする必要があります。

登記は変更後すみやかに行う必要があります。

登記事項の中で毎年登記しなければならないものに、医療法人の資産総額がありますので、その時期に住所を変更された場合には同時に登記することをおすすめします。

登記には手間もコストもかかります。

これらは少しでも省きたいものですね。

参考:東京都医療法人運営の手引き(P.17)

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2010年6月21日 (月)

医業経営研鑽会、第1回教育研修会開催されました。この会はいい会になります。

6月18日(金)医業経営研鑽会、第1回目の教育研修会が開催されました。

会長の税理士西岡秀樹先生のほか、社会保険労務士、医業経営コンサルタント、アンチエイジング医療の研究、福祉介護の研究をされている方など様々な方々が参加されました。

テーマは「医業経営コンサルタントの役割と使命」

医業経営コンサルタントと名乗ることは簡単ですが、そのカバーする範囲は大変に広く、将来に向けてお客様をサポートしていく重要な仕事です。

お客様の全体像を把握し、全体最適をコーディネートさせていただくことが目的です。

つまり人任せにしないということ。(世の中にはコンサルタントと名乗りながらほとんど他者に丸投げをしていたり、部分最適のみを追いかけているもケース見受けられます。)

完全な人間がいないのと同じように、完全なコンサルタントも存在しないのかもしれません。

自分の不完全、不足の部分を理解しながら、勉強をし続ける。

日々のコンサルティングを通じて、実務経験を積み重ねていく。

教科書に書いていることを鵜呑みにするのではなく、お客様の状況にあわせて自分の頭で考え、わかりやすくお伝えしお手伝いする。

自分一人で解決できない時は信頼できるパートナーと連携をとらせていただく。

この会はそんな気持ちを持った方々が共に学び、レベルアップをしていく会です。

1回参加しただけでも、日々のコンサルティング事例や苦労話などが沢山聞けました。

大いに勇気づけられ、やる気もさらに出てきました。

この会では体験参加もお受けしております。

お気軽にお問い合わせください。

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2010年6月16日 (水)

医療法人、新しい理事に就任してもらいたいのですが、定款に定めた理事数を超えてしまいます。どうすればよいでしょう?

医療法人の理事長先生からのご質問です。

新たにドクターが勤務することになりました。

理事に就任してもらう予定です。

現在理事は5名、定款で定めた理事の人数が3~5名と定められています。

新理事が就任すると6名となり、5名を超えてしまいます。

理事を6名にするためには、定款変更をして理事の人数枠を増やしたうえで新理事就任の手続きを行いましょう。

ただ、定款変更は手間と時間、登記費用などがかかります。

それらを避けるには現在の理事のどなたかが辞任をされ、新理事が就任するという方法も考えられます。

状況に応じて適切な方法を検討しましょう。

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2010年6月12日 (土)

医業経営研鑽会 第1回教育研修会「医業経営コンサルタントの役割と使命」(6月18日)のテキストが完成しました

教育研修会の記念すべき第1回目のカリキュラムは

「医業経営コンサルタントの役割と使命」です。

内容は大きく5つに分かれています。

1.医業経営コンサルタントの役割

2.医業経営コンサルタントの業務範囲

3.医業経営コンサルタントに求められる資質

4.医業経営コンサルタントの使命

5.医業経営コンサルタントとして成功する秘訣

会長の西岡秀樹税理士の熱い想いが込められたテーマです。

体験参加も受け付けております。

詳細は医業経営研鑽会のブログでご確認ください。

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2010年6月11日 (金)

医療法人で加入している逓増定期保険の解約返戻金のピークが来ます。解約したほうがよいでしょうか?

医療法人の理事長先生からのご質問です。

今回のケースでは、今期の利益見込みを確認しながら解約のタイミングを検討することにしました。

逓増定期保険は節税のために利用されることが多いようです。

医療法人で利益が出ていたため、10年ほどまえに加入をされたとのこと。

逓増的保険は加入から10年前後で解約返戻金のピークが来て、その後急に返戻金が減少します。

このピークを逃すとせっかく貯まったお金が戻ってこなくなってしまいます。

では、解約すればいいのでしょうか?

そう簡単には話はまとまりません。

この逓増定期保険は保険料がすべて損金になっています。

解約返戻金はすべて益金になり、課税対象になるのです。

せっかく節税した効果がなくなってしまいますね。(返戻金は支払った保険料に届きませんので、結果的に預金においておいたほうがよかったことになってしまいます。)

今期の利益が赤字の見込みであれば、その補てんに解約返戻金を充当すればよいのですが、赤字にはなりそうにありません。

このようなケースは結構多いのではないでしょうか。

一般企業の場合は景気の影響などで、黒字、赤字を繰り返すことがありますが、経営が軌道に乗っている医療法人の場合は利益が安定的に出るケースがほとんどです。

逓増定期保険に加入される時には、出口(解約する時)のことをよく考えることをお勧めします。

逓増定期保険の会計処理については、こちらを参考にしてください。

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2010年6月 8日 (火)

医療法人が債務超過になっています。どうすればよいでしょうか?

医療法人の理事長先生からのご質問です。

答えは一つではありませんが、まずは利益を上げて債務超過を解消する必要がありますね。

この医療法人のケースでは幸いにも利益を出すことはそれほど困難ではありませんでした。

コストをあまりかけずに広報活動を行ったり、コストダウンをすることにより利益を出せるようになりました。

特に、赤字が継続しているにもかかわらず、高額の理事報酬が支払われていたことが問題でした。

理事報酬は必要な額に減額をしていただきました。

ただ、債務超過になっていることが全て悪いわけではありません。(本来はあってはならない状況ですが・・・)

この医療法人では近年中にご子息に事業を承継する予定です。

現在の出資持ち分は理事長先生と奥さまで100%お持ちです。

今後利益が増加して、内部留保が増えていくと、相続が発生した時には相続税を支払う必要が出てきます。

債務超過の現段階に、持分の贈与をするとよいのではないでしょうか。

現在の持分の評価は0になりますから。

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2010年6月 7日 (月)

医療法人で分院の院長のマンションを借りたいのですが、税理士さんにできないと言われました。医療法人特別のルールがあるのでしょうか?

医療法人の理事長先生からご質問をいただきました。

来月より分院を開設し、院長先生(医療法人の理事)に就任してもらいます。

院長先生の転居の必要が在り、医療法人でマンションを借上げ、理事社宅にしようと考えましたが、医療法人で借りて理事の住居とすることはできないと税理士から言われました。

私の知る限り、そのような法律は無いと思っています。通常の会社ですと法人で借りて役員が居住するケースは多いです。医療法人だけ特別なルールがあるのでしょうか?

【答え】

医療法人の社宅に関しては、医療法上の制限がありますので注意が必要です

詳しくはコチラを参考にしてください。

その制限をクリアすれば、一般の企業の役員社宅と同じように制度を利用することは可能です。

ただ、制度を利用するかどうかは医療法人の経営判断になります。

役員社宅も勤務条件の一部になりますので、理事報酬額や他の勤務条件なども含め、役員社宅制度を利用したほうがよいのかの検討が必要です。

医療法人がマンションを借りて理事に貸したとき、理事から賃貸料を受け取らなければ、医療法人が負担した賃料は理事に対する報酬になり、課税されます。

賃貸料を受け取った時には、理事報酬に報酬になりません。また一般的に理事が医療法人に支払う賃料は市場価格よりも相当低くても税務上は認められます。

(賃貸物件によってどのくらいの賃料なら認められるのかが決まってきます。 詳しくは国税庁のHPをご覧ください。)

医療法人の賃貸料がいくらなのか、理事が負担する賃貸料がいくらなのか、理事の報酬がいくらなのかなどによってそれぞれのメリットが違ってきます。

税理士さんの返答はこれらのことを考慮して、採用しないほうがよいと判断されたのかもしれません。制度を採用することがよいのかどうか、可能かどうかも含めて詳しく相談されることをお勧めします。

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2010年6月 4日 (金)

医業経営研鑽会のブログで紹介をしていただきました

始動したばかりの医業経営研鑽会のブログで私の専門分野をご紹介いただきました。

医業経営研鑽会のブログはこちら

会の理念、概要などもご覧ください。

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医業経営研鑽会、教育研修会の無料体験参加を受け付けています

始動したばかりの医業経営研鑽会ですが、会員も着実に増えてきました。

教育研修会への無料体験参加も受け付けています。

ご興味のある方は、お気軽にお申し込みください。

詳しくは医業経営研鑽会のブログをご覧ください。

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2010年6月 2日 (水)

患者さんの口コミを増やすにはどうすればよいのでしょうか?

今回のご質問の答えは沢山あります。

クリニックの新患さんの来院のキッカケをアンケート調査すると、口コミが一番多いですね。(特別な診療科目はこの限りではありません。)

口コミを広げていただくことが、医業経営の発展の大きな力になります。

口コミを広げる方法、紹介資料を作って患者さんに配布をしたり、工夫をされている先生もいらっしゃいます。

先日、旅館ホテルの販売促進のコンサルティングをされている(株)乾杯・KANPAIの社長、松尾公輝さんのお話をセミナーでうかがう機会がありました。

旅館ホテルも口コミが重要な経営戦略なのですね。

お話をうかがいながら、旅館ホテルの女将さんと、クリニックの院長先生の立場は似ているのではないかと感じました。(業種は全く違いますが)

「口コミは誰が起こすのか?」

一番目、スタッフがおこす

二番目、取引業者さん

三番目、お客さん(患者さん)

このことを考えると、まずスタッフが口コミできる言葉が必要ですね。

「当院は○○○です。」

とスタッフ全員が患者さんや業者さんにお話しできる言葉です。

業者さんが応援してくれるクリニックは必ずうまくいきます。

応援してくれるような気持のよいクリニックにしていくことも大事です。

松尾さんのセミナーを企画された中山マコトさんはこのように言われています。

口コミは誰が起こすのか?

スタッフ。

取引先。

そして、お客さん

の順。

スタッフが語れるものを持っていなければ、絶対に口コミは起こらないし、取引先に届く言葉が無ければ、口コミは起こりません。

口コミとは「リレー」です。

リレーは「バトン」と共に起こります。

バトンの手渡しが出来なければ、どんなに強いリレーチームでも失格なんですよ。

わかりやすいですね。

口コミが広がる環境を作っていきましょう。

【参考】インターネットを活用し口コミをひろげる方法例はコチラ

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2010年6月 1日 (火)

医業経営研鑽会の活動を開始します

医業経営研鑽会の活動を6月から開始します。

今後、毎月第三金曜日の夕方に会を設ける予定です。

記念すべき第一回目の会を以下の通り開催させていただきます。

医業経営のコンサルタントを目指される方々、コンサルティングのさらなるレベルアップを目指しておられる方々のご参加をお待ちしております。

研鑽会の主旨や活動内容につきましては、下記のHPでご確認ください。

1.日時
平成22年6月18日(金)
事例研究会 午後5時30分~午後6時30分
教育研修会 午後6時30分~午後7時30分

※特別会員の方は教育研修会が始まる午後6時30分までにお集まり下さい。

2.場所
新宿3丁目ビッグスビル店  1号会議室

会議室は都営地下鉄新宿3丁目駅徒歩分1分ビックスビル地下2階にあります。
地図は下記URLからご確認頂けます。
http://www.ginza-renoir.co.jp/renoir/103.htm

3.教育研修会のカリキュラム
『医業経営コンサルタントの役割と使命』

具体的内容
・コンサルタントと税理士の業務の違い
・コンサルタントとして成功する秘訣
・必要とされる知識の取得方法 等


非営利団体 医業経営研鑽会 事務局
東京都新宿区新宿1-12-9 KSビルNO.1三階
TEL 03-5367-6230 FAX 03-5367-6240
URL http://www.kensankai.org/

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