ドクターよろず相談所 開業医のためのお悩み解消ブログ

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2011年2月14日 (月)

【今日の質問】5年後、息子に医療法人を事業承継することにしました。5年後に退職金をもらうため積立をしたいと思います。よい方法はありますか? 【答え】はコチラ⇒

おはようございます。ドクターよろず相談所、近藤隆二です。

今日のご質問は医療法人の理事長先生からいただきました。

ご子息が勤務医で、5年後に医療法人の事業を承継することになりました。

その時には完全にリタイアをするので、退職金を受け取りたいとのこと。

退職金積立の良い方法はありますか?

とのご質問です。

【答え】

現在の業績(利益)や今後の見込みを考え、方法を検討しましょう。

利益がほとんど出ていない状況では、退職金の積立をすることは困難です。

今後の事業計画をたて、退職金の積み立てができるかどうかを検討しましょう。

積立ができそうな場合にはどのような方法がよいのかじっくりと検討しましょう。

今回のケースでは医療法人の業績が向上しつつあり、大きな利益が継続的に見込めるので積立を行うことにしました。

今まで積立を行っておらず、現状では現預金も多くないので、5年間で退職金を積み立てます。

生命保険の一種、逓増定期保険を利用することにしました。(保険料の1/2が経費になり、節税しながら積立が出来ます。)

逓増定期保険の利用には注意が必要です。

解約返戻金の返戻率のピークを過ぎると、返戻率が急激に下がってしまいます。

ピーク時に退職金支払いのような経費が発生しないと節税の意味がなくなってしまうのです。

今回のように、理事長先生のリタイアの時期が明確になっている場合等の他は利用を控えたほうがよいでしょう。

また医療法人の利益の額によっては逓増定期保険よりも銀行預金のほうが有利なこともあります。

利益800万円以下の法人税率は22%(18%)、23年度税制改正では19%(15%)になる予定です。(カッコ内の数字は期間限定。これに法人税に法人住民税が加わります。)

利益が800万円未満の場合は、銀行預金で保有していても相当のお金が残ることになります。

逓増定期保険を利用した場合とどちらが多くお金が残るのか比較をしましょう。

退職金の積み立てはできれば早い時期から計画的に行うことが望ましいですね。

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