ドクターよろず相談所 開業医のためのお悩み解消ブログ

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「開業医って孤独だよな…相談相手もいないし」と思っている先生のために、さまざまな事例をご紹介しています。お悩みのことがありましたら、お気軽にご質問ください。

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2013年4月10日 (水)

【今日の質問】クリニックをビルの一室で開院しています。手狭になったのでビルを購入して移転したいと考えています。注意点はありますか? 【答え】はコチラ⇒

こんにちは。

開業医のビジョン実現ナビゲーターの近藤隆二です。

先日の春の嵐が去って、いい季節になりましたね。

今日のご質問は個人でクリニックを開院されている院長先生からいただきました。

クリニックの経営が順調に推移しています。

患者さんが増えて、手狭になったのでビルを購入して移転したいと考えています。

注意することはありますか?

というご質問です。

【答え】

ビルを購入して移転した場合に、クリニックの収益がどのようになるのかを試算してみましょう。

購入資金をどのように調達するのか、移転費用はどれぐらいかかるのか、移転場所の変更による患者さんの減少の心配はないのかなど、できるだけ具体的に試算しましょう。

利益が出る場合でも、借入金の返済などを考慮に入れるとお金が出ていってしまい、資金不足が予想されることがあります。

また現在のクリニックを開院して間もない時には、内装など、せっかくお金をかけた設備等をムダにしてしまうことになります。

定期的にかかる多額な修繕費など、購入後にどのような費用がかかるのかを慎重に考慮しましょう。

お金がきちんと回るのかを最重点にみて、購入するかどうかを判断するようにしましょう。


クリニック用の物件ではなく、運用を目的とした不動産を購入される先生も多くいらっしゃいます。

販売側の試算表で利益が出るので購入されるのですが、借入金で購入された場合などはお金が多く出てしまっていることがあります。

購入後にどのような経費がかかるのか、空き室のリスクはないのか、借入金の返済をするとお金は回るのか、などを慎重に検討しましょう。

不動産購入には多額のお金が必要になります。

何のために購入するのか目的をよく考え、お子さんの学費が必要な時期などには特に慎重に購入を検討するようにしましょう。

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2013年4月 3日 (水)

【今日の質問】現在クリニックに勤務しています。ここ数年のうちにクリニックを開院したいと考えています。先日、自宅をローンで購入したのですが、開院できるのか心配です。 【答え】はコチラ⇒

こんにちは。

開業医のビジョン実現ナビゲーターの近藤隆二です。

4月に入ってお天気が悪いですね。

関東地方は春の嵐になりました。

お出かけにはくれぐれもお気をつけください。

今日のご質問は現在、医療法人の分院の院長を務めておられる先生からいただきました。

ご自分の理想の医療を行うため、数年以内にクリニックを開院したいと考えています。

最近、自宅をローンで購入して出費が増えました。

クリニックを開院して資金が足りるのでしょうか?

というご質問です。

【答え】

資金が足りるのかどうかを判断するために、家計を維持するために、どれぐらいの医業収入が必要なのか試算されることをおすすめします。

クリニックの開院は場所、資金、人などが準備でき、行政に届出をすればできますね。

しかし、開院された後に医業が継続できるのかどうかが重要です。

個人クリニックの場合、医業経営と個人の生活は一体化しています。

医業を行うことで、個人の家計を継続的に賄えるかどうかを確認してみましょう。

まず、住宅ローンも含めた家計の年間の出費額を計算してみましょう。

個人の年間必要手取り額ですね。

必要手取り額は納税後に残るお金ですから、逆算で必要な課税所得(利益)を計算することができます。

必要な課税所得(利益)にクリニックの必要経費や仕入れ額を加えると、いくら医業収入(売上)をあげればよいのか算出できます。

その売上を実現できるかどうかを考えてみましょう。

ご自分の感覚で、できそうだ!と思われれば開院を積極的に検討しましょう。

とても無理な売上目標だと感じるのであれば、慎重に検討することをおすすめします。

売上達成が可能かどうかを考えるときには、ご自分の診療単価がどれぐらいなのか、売り上げを達成するためには何人の患者さんを診療することが必要なのか?

それだけの患者さんに来ていただくことができるのか?

を考えるとわかりやすいですね。

この試算をするときには、できるだけ具体的なクリニックのイメージを持ってから行ってください。

どのような診療をするのか?

どこで開院するのか?

広さはどれくらいなのか?

家賃はどれくらいなのか?

どのような医療器械を導入するのか?

スタッフは何人なのか?

お給料はどれくらいなのか?

経費はどれくらいかかるのか?

手持ち資金はいくらで、借り入れはいくらするのか?

などなど

リアルなイメージを持つことで、経費がどれぐらいかかるのかが具体的に見えてきます。

自分の行いたい医療がどのようなものかをじっくりと考えてみてください。

注意:
ここに書いたステップはあくまでも概要です。
さらに具体的に検討される時には、借入金や借入金返済、設備投資、減価償却費などを考慮に入れ、お金が実際にどれくらい残るのかを計算するようにしましょう。

利益と手残りのお金は一致しませんのでご注意ください。

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