ドクターよろず相談所 開業医のためのお悩み解消ブログ

株式会社ドクター総合支援センター
ドクターよろず相談所 開業医のためのお悩み解消ブログ

「開業医って孤独だよな…相談相手もいないし」と思っている先生のために、さまざまな事例をご紹介しています。お悩みのことがありましたら、お気軽にご質問ください。

« 2016年2月 | トップページ | 2016年4月 »

2016年3月23日 (水)

クリニック開院15年目のドクターから開院を検討しているドクターへのアドバイス

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

クリニックを開院して15年目、医療法人を設立して10年目の理事長先生とお話をしました。

多額の借入金の返済完了が目前に迫っています。

その先生はしみじみと言われていました。

「開院する時にもっときちんと事業計画を考えておけばよかった・・・いい勉強になった。」

「これからクリニックを開院する人はこのことをよく知っておかなければならない。」

これはクリニックに利益が出てもお金が不足して苦労をされたということを言っているのです。

クリニックの利益と手元に残るお金は一致しません。

特に借入金で設備投資をした時には借入金の返済が資金繰りを圧迫することが多いです。

これから開院を検討する方は、このことをよく理解して、最初から過大な設備投資をすることは慎重に考えてください。

|

2016年3月17日 (木)

医療法人を設立する時、理事長報酬額はどのように決めればよいのでしょうか

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

医療法人を設立する時に理事報酬額をいくらにすればよいのか悩むことがあります。

どのように決めればよいのかわからないので、とりあえずこの金額にしておこう・・・

税理士さんに言われた額にしておこう・・・

などと決めてしまうと、

後から

「医療法人の資金繰りが苦しくなった。」

「個人の生活費が足りなくなった。」

などという困った状況になりかねません。

理事長報酬は年に一度しか変更できませんので、慎重に決める必要があります。

その決め方について、アイセイ薬局様のホームページに記事を書かせていただきました。

詳しくは以下をお読みください。

https://clinicstation.jp/topics/1031/







|

2016年3月15日 (火)

クリニックのスタッフを増やしてほしい、と言われた時の注意点

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

「クリニックの仕事が忙しくなったので、人を増やしてほしい。」

とスタッフから要望が出ることがあります。

要望を聞いてあげることは大事ですが、言われるままに人員を増やしていると人件費が上がって経営を圧迫することにもなりかねません。

このような要望が出た時には現状を具体的に把握しましょう。

現状を見ると、業務の改善を行うだけで忙しさを解消できることもあると思います。

それでも忙しさを解消できない時は、増員が必要になることが言うまでもありません。

|

2016年3月11日 (金)

クリニックの帳簿づけは税理士さんに任せましょう

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

クリニックの帳簿づけ(データインプット)を院長先生自らしていることがあります。

開院してすぐの時には、どのような経費が必要なのかがわかりますので意味があることかもしれません。

しかし、開業後何年経っても続けていることがあります。

患者さんが多くなって朝から晩まで診察をするので、夜遅くやお休みの日に帳簿づけをしなければならない。

しかし、疲労困憊で帳簿づけをすることがなかなかできず、月次のデータがまとまらない。

結局決算を締めてみないと業績がわからない。

などということが起こっています。

帳簿づけをしている目的は、毎月の経営データを確認して課題を発見し、早く対策を打つためです。

それができず、決算が終わってからしか経営状況がわからないのであれば意味がないですね。

忙しくて帳簿づけができないのであれば、税理士さんにお願いしましょう。

毎月のデータや領収書などの資料を渡せば代わりにやってくれるはずです。

業務が増えるので月次の顧問料は増えるかもしれませんが、院長先生の手間や苦労を無くし、経営状況をリアルタイムに把握するための経費と考えてください。

これで空いた時間を院長先生の体や心の状態を良くするために使ってください。

クリニックの状態は院長先生の状態に大きく影響されます。

院長先生の状態が良ければ、スタッフによい影響があり、スタッフの状態が良ければ患者さんにも良い影響があります。

院長先生に余裕があり、よい状態であることは自分で思っている以上に重要なことです。




|

2016年3月 8日 (火)

【セミナーのご案内】3月20日 医師人生を豊かにするための 医療法人活用基礎講座

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

3月20日(日)に(株)スキルアップ社様の主催されるセミナーでお話をさせていただきます。

【医師人生を豊かにするための医療法人基礎講座】
 -医療法人の活用を医業と個人の両面から考える-

このセミナーは既に医療法人を設立されているドクターだけではなく、これから設立を検討されているドクターにも聞いていただきたい内容です。

皆さまのご参加をお待ちしております。

なぜこのようなセミナーの企画をしたのか・・・

その理由は、

多くのドクターが医療法人を設立していながら、その制度をよく理解していないため、誤った経営を行ったり、大きなリスクを抱えているからです。

私が今まで数多くの医療法人のご相談をお受けして強く感じることは、

1.医療法人を設立しても十分活用できていない。もったいない。

2.医療法人の運営を誤ると、ご家族・親族間の争いが起こる危険性がある。

3.もっと早く医療法人の出口戦略を考えていれば良かったのに。

ということです。

医療法人は設立するだけでは意味がありません。

設立する目的は何か、を明らかにしてその目的を達成するために上手に活用することが重要です。

日々の診療が多忙で、なかなか考える時間がない。

と設立したままにしておいたため、

1.莫大な無駄な税金を払い続けている。

2.社員(最高意思決定期間、社員総会の構成員)の構成が適切でないため、 医療法人の経営が迷走した。

家族・親族間の争いが起こった。

医療法人が乗っ取られた。

3.出資持分が増えてしまい思いのほか相続税が莫大になってしまった。

等々さまざまな不都合が起こっています。

医療法人の最高意思決定機関は社員総会であり、社員は一人一票の議決権を持つ非常に重要な立場の方にもかかわらず、誰が社員なのかさえ分かっていないなど、理解されていないことが数多くあり、そのためにこのような事が起こっているのです。

医療法人はよい医療を継続し、その結果ドクターやご家族が幸せになるためのツールです。

そのツールを十分活用できるための重要なポイントをわかりやすくお伝えしていくことが急務だと感じています。

このセミナーは既に医療法人を設立されているドクターだけではなく、これから設立を検討されているドクターにも事前に確認していただきたい内容です。

皆さまのご参加をお待ちしております。

【セミナー実施概要】

■セミナー内容

「医師人生を豊かにするための医療法人基礎講座」
-医療法人の活用を医業と個人の両面から考える-

1.まず医療法人の仕組みを理解する

2.自分の医療法人設立の目的は何か
  
3.医療法人を設立しても活用できていない原因
  
4.医療法人の運営を誤ってトラブルが起こった事例
  
5.医療法人の出口戦略
  
6.平成27年医療法改正について(医療法人制度の見直し)
  
7.医療法人を設立したらチェックしておくべきこと

■開催日 平成28年3月20日(日)
■時間 15:30~17:30
■会場 スタンダード会議室京橋店3階 東京駅八重洲口徒歩6分
                
詳細のご確認、お申し込みは以下のURLをクリックしてください。
http://www.skillup-mt.jp/seminar/seminar.php?no=431

|

医療法人の出資持ち分が原因で家族間のトラブルになることがある

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

平成19年4月より前に設立された医療法人は、出資持ち分がある医療法人です。

出資持ち分はわかりにくく、理解していない人が多いようです。

しかし、その結果家族間のトラブルが発生したり、思わぬ多額の相続税を払うことになったりすることがあります。

自分の医療法人の出資者が誰か、誰がどれだけ出資しているのか、現在の出資持ち分の評価額はいくらか解らないときは要注意です。

早めにこれらを明らかにして、問題が起こりそうなときは対策を打つようにしましょう。

|

2016年3月 4日 (金)

開業医にはお金があると思っている人が多い

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。


世の中の方は、画一的に開業医にはお金があると思っている人が多いです。

なので、開業医とわかると、高額の商品やサービスを勧めてくることがあります。

しかし、現実的にはクリニックの状況や先生のライフステージなどによってお金に余裕が無い時もあります。

が、商品やサービスを販売する方々はこのことを理解できていないことが多いようです。

その結果、勧められるままに高額商品を購入したため、後からお金で苦労するケースが多発しています。

こんなことにならないよう、医業経営計画や自分のライフプランを考え、間違えたタイミングでお金を使わないよう気をつけましょう。

|

2016年3月 3日 (木)

医療法人を設立しても資金繰りが厳しいことがある

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

個人クリニックの利益が出るようになり、税金が多額になってくると医療法人の設立を検討するする先生が多くなります。

「個人の税率より、医療法人の税率が低いのでお金が貯まるだろう。」

と考えますが、実際には思いのほか資金繰りで苦労することもあるようです。

特に医療法人を設立した直後は資金繰りが厳しくなることが多いです。

このことを理解して、医療法人設立直後にはお金を慎重に使うようにしましょう。

|

2016年3月 1日 (火)

医療の他に介護や保育事業を行う時の注意点

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

クリニックの経営が順調で、介護や保育事業を行いたいというドクターがいます。

整形外科の先生などが介護事業を、小児科の先生などが保育事業を行うことは治療との関連性もありよいことだと思います。

しかし、実際にこれらの事業を行って、うまくいかないことも多いようです。

その最大の理由の一つは、その施設のトップに経営者意識や、マネジメント能力が不足していることです。

これは医療法人の分院でも同じですね。

分院の経営がうまくいくかどうかは、分院長の意識や能力などによるところが大きいです。

それならば、「優秀な人材を採用すればよいではないか」という先生がいますが、そんな人材を採用するのは簡単ではありません。

また優秀かどうかは実際に働いてみないとわからないものです。

医療以外の事業を行う時は、まず人材ありきで検討することをおすすめします。

|

« 2016年2月 | トップページ | 2016年4月 »